Peak Design 以外のカメラバッグを久しぶりに購入しました。正確に言うと、The Top Shelf というカメラバッグのクラウドファンディングを支援しました。
ここ3年間ほどは、Peak Design のカメラバッグにはまってしまい、9個以上購入しています。途中で、v1からv2になったタイミングで買い替えたりしたので、振り返ってみるとものすごい数になっていました。
大のPeak Design ファンが、The Top Shelf のカメラバッグを新しい相棒として選んだ一番の理由は、立ったまま素早くレンズ交換できるギミックです。一眼カメラを一台しかもっていない方にオススメのカメラバッグと言えます。
フォトグラファーに人気のあるカメラバッグと言えば Peak Design のエブリデイ バックパックです。完成度も高いカメラバッグです。しかし、The Top Shelf のカメラバッグの存在を知った上で購入を検討しても損はありません。
この記事では、The Top Shelf の魅力を写真や動画を交えて紹介します。
The Top Shelf の購入を決めた5つのポイント
The Top Shelfに出会うまでは、カメラ人生でPeak Design 以上のカメラバッグはないと思っていました。根っからのPeak Design好きの僕に浮気させたカメラバッグ「The Top Shelf」の5つの魅力について紹介します。
1.立ったままレンズ交換できるギミック
ベンチや地面に座らずに、立ったままレンズ交換できるギミックが購入の決め手となりました。動画を見てもらえれば一発で理解してもらえると思います。
EOS R5 を購入するための資金作りに手持ちのカメラを売り払いました。今はサブカメラなしの一台持ち体制です。そのためレンズ交換の頻度が多くなりました。
レンズ交換自体は一眼カメラの面白さだと思っていますので苦ではありません。しかしレンズ交換するために場所を探す必要がありました。
観光地やイベント会場では、ベンチなどでレンズ交換できれば良いのですが、人も多いため確保できません。仕方なく地面に座って交換するのですが、清潔感がないし他の人にレンズを蹴られないか心配でした。
そういった状況が続き、「立ったままレンズ交換できるカメラバッグはないの?」と探していたところに目がとまりました!
2.取り出し口が大きくシャッターチャンスを逃さないギミック
サイドからアクセスするタイプのカメラバッグはよくありますが、背中面がパカッと開くタイプのカメラバッグは初めてです。取り出し口が大きいため、カメラの出し入れがスムーズです。
そんなおもちゃみたいなギミックでは、バッグに詰め込んでいる一眼カメラやレンズが飛び出さないのか心配になります。下の動画をご覧ください。まったく問題ありません。
このバッグの面白いところは、駅弁の店員さんのようにバッグが固定されるところです。この駅弁スタイルを利用すると、動画撮影の時のぶれ防止にも使えます。
3.立ったままパソコン操作できるギミック
先ほど紹介した駅弁スタイルは、動画撮影のぶれ防止だけでなく、ノートパソコン利用にも応用できます。
電車の座席が取れなかったとき、混雑していなければ立ったままパソコン操作できます。写真のレーティング付けするもよし、ブログの記事を書くのも良いのではないでしょうか。
ちなみにパソコンは外側にポケットがあります。激突とかが心配ではありますが、PCが外側になるか、カメラやレンズが外側になるかの違いだと思えば気にならないかなと。
4.バッグ内を自由に仕切れる
Peak Design のカメラバッグは、バッグ内の自由度は決して高くありません。バッグ内にアクセスできる入り口は、トップとサイドの2つなので制約ができてしまいます。
一方で、The Top Shelf のカメラバッグは、背中面が全体が開きます。18枚のセパレーターが付属しており、自分の機材にあった仕切りにできます。
この自由自在に仕切れる機能は、カメラバッグとして人気の高い「Endurance」にも実装されており機材収納しやすいとの声があります。
ちょっとした良好に行くときは、上部には衣類、下部にはカメラと交換レンズといった組み合わせもできますし、カメラに超望遠レンズを取り付けたまま、バッグ内に格納もできます。使い手を選ばないカメラバッグと言えます。
5.スリング(SLING)とバックパック(BACKPACK)の切り替えできる
スリングは使い勝手は良いのだけど、多くの機材を詰め込んで長時間持ち歩くと肩が痛いし…、バックパックは多くの機材を持ち運べるけど、レンズの出し入れが面倒くさいし…、と外出前は悩みます。
The Top Shelfなら、そういった悩みとは決別できます。なんと、バックパックとスリングの切り替えができるのです。
慣れるまでは動画のようにスムーズにはいかないかも知れませんが、このギミックは魅力的です。大量に保管してあるカメラバッグを放出できるチャンスです。
スリングとバックパックの装着イメージです。スリングでも装着具合がとても安定しているように見えます。
Peak Design と比べて気になる点
Peak Designは耐水性抜群で止水ジッパーだけど、The Top Shelfは?
止水ジッパーは良いと認めた上で、水の侵入を防ぐゴム製のシールは耐久性を問題として捉えているようです。バッグの寿命より先に止水ジッパーの寿命がくると判断し、ジッパーとして性能の高い YKK の非防水性ジッパーを採用となっています。
とはいえ、雨が降ったときのために、カメラバッグ全体を覆うレインカバーが用意されています。
Peak Designと同様に生涯保証なのか?
The Top Shelf のカメラバッグも生涯保証です。
Peak Design同様に、事故、通常の損耗、または過失による損傷には適用されません。製品の機能に影響する製造上の欠陥が発生した場合は、製品を修理するか、同等またはより良い状態のギアと交換となっています。
Peak DesignのCAPTUREは取り付けられるのか?
手元にThe Top Shelf のカメラバッグが届かないと分かりません。
しかし、このカメラバッグにはPeak DesignのCAPTUREは不要と思います。スリングで駅弁スタイルにして、背中面を開けば簡単に収納できるからです。
実際、Peak DesignのEVERYDAY SLINGを使用しているときは、CAPTUREは使っていません。スリングタイプのカメラバッグは、カメラの出し入れがしやすいからです。
さいごに
一眼カメラ一台体制であれば、レンズ交換する場面が多くなるので、The Top Shelf のカメラバッグの法が使い勝手が良いと思います。
サブカメラがある場合は、メインとサブで焦点距離の違うレンズを装着となるので、Peak DesignのEVERYDAY BACKPACKで両サイドに入れて出し入れできるので、Peak Designが一枚上手かなと思っております。
現在、クラウドファンディングで支援者を募集しています。通常販売よりも100ドル(1万円)ほど安く購入できるチャンスです。偽造品も販売されるくらい人気があって、残り枠数もわずかとなってきます。この機会に1度検討してみてはいかがでしょうか。
ではでは。