NAS 製品レビュー

「Switch Flex XG スイッチ」製品レビュー ※10Gbeの決定版かも

ここ数年、10Gbeのスイッチが増えてきて選択肢も広がってきています。2022年4月に10Gbeのスイッチを買い足しましたが、半導体不足の影響もあり製品の選定に苦労しました。

購入したのは、Ubiquiti (ユビキティ)というメーカーから販売されている「Switch Flex XG スイッチ」になります。今回、製品の選定の際に初めて知りました。アメリカのカリフォルニア州にあるテクノロジー会社です。

この機会にちょっとした製品レビューします。この製品は、日本での利用者が少ない、マニュアルが簡易すぎるので困ってしまう使い方に困りました。同じように困っている人に向けて管理画面の起動の仕方やジャンボフレームの設定方法を簡単に説明します。

Switch Flex XG スイッチを選んだ理由

10GbE RJ45ポート ×4 という、ありそうでない仕様だったからです。8ポート以上の製品が多く、価格も10万円を超えるため高くて手が出ません。

Switch Flex XG スイッチ は、4ポートで3万5千円くらい。決して安くはありませんが手の届く価格設定です。

Flex XG 公式サイト

「もっと安い10Gbeのスイッチを知っているよ!」

TP-Linkから販売されている「TL-SX105、SX1008」ですよね? もちろん選定の際、購入候補にあがったのですがAmazonレビューを吟味して見送りました。どうやらTP-Linkの10Gbeスイッチは爆熱仕様のようで、1年を待たずして故障したという報告が複数件あったからです。

消去法的な製品の選び方だったのですが、一ヵ月利用してみて、その選択は正解だったと思っています。

洗練されたデザイン & 排熱処理

Apple製品のような洗練されたデザインです。筐体は真っ白で滑らかな波のようなボディーになっていて、今までのスイッチとは一線を画しています。

外観の写真を載せておきます。写真の色味が変です。本物は真っ白です。

デザインもさることながら、排熱処理性能が素晴らしい。ファンレスで静かな機器なのに筐体の表面を触っても「熱っ!」という感覚はありません。表面温度を測定したところ42℃、お風呂のお湯くらいでしょうか。

正直、驚きました。波形のボディーがうまく機能して排熱しているのでしょうか。本体に3ピンコネクター(ミッキー型)が付属していないという情報を見かけましたが、2022年4月に購入した時点では付属されていました。別途購入は不要です。

ちなみに、NETGEAR の GS110EMX もファンレスなんですが、こちらの製品は筐体の表面は熱々です。表面温度は53℃です。お風呂の温度を超えると熱く感じますね。

 とはいえ、2年ほど使っていますが故障はしていません。さすがはNETGEARです。

使いやすい管理画面

外観がシンプルなので忘れがちなのですが、Flex XGはマネージドL2スイッチです。

実際、マネージドであることをうっかり忘れてしまい、ジャンボフレーム通信ができない! と思わず、公式Twitterに助けを求めてしまいました。公式Twitter中の人も困ったユーザーに絡まれちゃいましたね。設定方法の詳細は後述します。

管理画面は体系だってキレイに並べられています。日本語に対応していませんが、PC初心者でなければ何とかなると思います。

下の画面は、スイッチ自身のアップデート設定になります。

Flex XGの設定画面

Flex XG の詳細については、トポロジー画面からスイッチを選択すると表示できます。

Overviewを選択すると現在の状況。

Flex XG ネットワークの状態

Settingを選択すると、Flex XGの細かな設定ができます。

Flex XG 設定画面

管理画面にアクセスするためには、専用のアプリをダウンロードする必要があります。下記ページよりダウンロード可能です。

スマホアプリもあります!

iPhone、Androidにて管理アプリが用意されています。スイッチの調子が悪く、PCから設定が困難な場合にスマホから変更できます。スマホから手軽に設定変更できるのは助かりますね。

UniFi NetWork のiPhoneアプリ

ジャンボフレームの設定方法

ジャンボフレームの初期設定はオフとなっていて、管理ツールからオンにする必要があります。公式Twitter中の人の話では9000バイトまで対応とのことです。オフのままだと、2004バイト以上になるとつながらなくなります。

管理ツールは以下よりダウンロードできます。

ジャンボフレームの設定は、管理画面を開き、TOPOROGY(トポロジー)→ Flex XG  → Setting → Service 項目にあります。

Flex XG Jumbo Frames 設定

管理ツールの存在に気付けず、ジャンボフレームが利用できるようになるまで苦労しました。公式Twitter中の人には感謝です。

ジャンボフレームの設定をオンにすると、NAS(dm1621)へのアクセス性能が向上しました。うれしいのでCrystalDiskMarkの結果を貼っておきます。

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10Gbeスイッチの決定版かも

TP-Link の 10Gbeスイッチは熱すぎるためか筐体が1年を待たずして故障したという書き込みがAmazonで散見されます。10Gbe機器で心配なのは、やはり筐体の熱です。これから夏にかけて室温が上昇します。

今回紹介したFlex XGは熱対策が抜群です。また10Gbeポートが四つもついており、コストパフォーマンスも良いと言えます。

また管理ツールの秀逸さもあって、家庭内のネットワーク機器をUbiquiti製品に入れ替えたくなっています。一ヵ月ほど使ってみて信頼できそうなメーカーという感触があります。今後の動向に期待したいですね。

Flex XG 公式サイト

ではでは。

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