NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がっている長野県上田市に遊びに行ってきました。
休日になると上田城周辺の道路が混雑するという情報を得て、朝早くに家を出て9時前には到着したのですが、真田神社に一番近い駐車場(駐車料金は無料)は満車寸前でした。運が悪いと上田城から徒歩5分の上田駅周辺の有料駐車場になってしまうケースもあるそうです。
それでは上田城公園を紹介します。
江戸時代から現存している唯一の建築物「西櫓」
「西櫓」、なんだか見慣れない難しい漢字です。「にしやぐら」と読みます。写真では分かりづらいのですが「鉄砲狭間(さま)」という鉄砲を撃つための窓がありました。
この櫓は上田城の中で江戸時代から現存している唯一の建物だそうです。そのため多くのカメラマンが記録に収めようと撮影してました。
昔は他にも多数の櫓があったのですが、取り壊しの際に全て売られてしまったという話を聞きました。なんとも言えない話です。
上田城はポケモンの聖地、特に真田神社が熱い!
上田城内にある真田神社の入口です。朝の早い時間でしたが、真田神社の中には多くの人がいました。
真田神社の境内です。境内にいる人の割にはお参りする人が少なかったのですが、ゆったりとお参りができたので良かったです。
今年は大河ドラマも話題ですがポケモンGOも負けていません。
何でポケモンGO?
実は上田城にはポケモンGOのポケストップが多く存在します。特に真田神社の境内にはポケストップが集中していて常時花びらが舞っている状態でした。ポケモンGOユーザーは境内の脇にあるベンチに腰掛け、真剣にスマホを操作していました。
地元の話では上田城はポケモンの聖地と呼ばれていて、夜中は若者達で賑わっているそうです。ポケストップを探しながら公園内を歩くと、歴史的に有名な建築物を見逃さずに見物できて良いかもです。笑。
六文銭の大きなカブト
真田神社に入った右側には真田軍の象徴である赤備えの大カブトがあります。家紋である六文銭がとても印象的でした。
上田市では7年前から大河ドラマ誘致のために真田ねぷた祭りが開催されていました。上田駅周辺を歩行者天国にして、真田の赤備えを真似て真っ赤なTシャツをきた大勢の人で、大きなねぷたをひいて練り歩きます。
残念なことに、大河ドラマの年となった今年が最後の真田まつりにだったそうです。
真田井戸は○○まで繋がっている?
この井戸は上田城の北にある太郎山と呼ばれる場所までの抜け穴になっていたそうです。その抜け穴を使って城内に兵糧を運んだり、兵士の出入り口としても使われたと言われています。
ご覧の通り、上田城から太郎山までの直線距離で3kmもあります。恐らく伝説というか言い伝えなのだと思います。本当だったら腰を抜かしてしまいそうです。
真田杉の樹齢○○○年!
上田城内には杉の木は数本しかないのですが、昔は杉の老木が多くあったそうです。写真の杉は台風などで倒木の恐れがあったときに、仕方なく切り落とされた木だそうです。
樹齢は450年。上田城の築城当時からあったことになります。そういった背景から写真のように大切に奉らることになったようです。
上田城公園は緑溢れる絶好の散歩スポット
公園を歩いて気付いたのは、恐らく地元の方だと思うのですがウォーキング人口が多いことです。上田城の内側はもちろんのこと、外周も緑が多く新鮮な空気で溢れていました。午前中の涼しい時間帯の散歩は最高だと思います。
公園の周りの遊歩道です。
公園内の広場です。娘が無邪気に遊んでました。けど、親子で蚊に刺されまくりでした。虫除けスプレーは必須です。
上田城から外を見下ろした景色です。思わず戦乱の頃を想像してしまいます。
上田城の東虎口櫓門です。写真からは見えないのですが、門の右手側の城壁には高さ約2.5m・幅約3mの大石があります。真田石と呼ばれています。
信州上田真田丸大河ドラマ館は期間限定です
ドラマ館には撮影で使われたセットや衣装などが展示されています。大河ドラマファンにとっては堪らない場所です。入場料は大人600円、子ども300円です。
真田丸のドラマ館は期間限定です。開催期間は「2016年1月17日(日)~ 2017年1月15日(日)」です。大河ドラマも佳境に迫ってきています。まだ来場されていない方は是非、一度足を運んでみてはどうでしょうか。
おしまい。