EOS M6 のモニター期間も残りわずかとなり、思い切って南信州に観光旅行へ。終わってみると観光というよりは、ソースカツ丼、寒天ゼリー、モンブランと食い倒れ旅行でした。
前回のEOS M6 のレビュー記事で「最高の旅カメラ」と評価しました。今回は1日旅行してみて、改めて「このカメラは家族と純粋に旅行を楽しみたいときに活躍してくれる」と実感しました。
南信州の観光で EOS M6 に装着したレンズ
EOS M6 に装着していたレンズは「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」。
約8.3倍の高倍率ズームレンズなので、風景やスナップ、本格的な望遠撮影まで、このレンズ一本であれば撮影できる便利ズームです。
EOS M6が旅カメラだと感じた3つのポイント
EOS M6 と1日を過ごしてみて、やっぱり「旅カメラとして使い勝手が最高にいい」と感じた理由は、あらゆる場面でコンパクトサイズである特徴を活かして、シャッターを迅速にきれるからです。
家族旅行中は撮影に時間を掛けるわけにはいきません。カメラばっかり触っていようものなら、冷たい視線がいつ飛んでくることやら…
EOS M6 には、旅カメラだと感じた具体的な理由が、下記の3つのポイントです。
- 薄暗い室内撮影に強い
- 手軽にサッと撮影できる
- 夜景撮影もできる手ぶれ補正
これ以降では、それぞれのポイントについて掘り下げて説明します。
1.薄暗い室内の撮影に強い!
旅行の写真といえば、旅先でのご当地グルメですね。ソースカツ丼とモンブランを食べてきました。料理の写真は室内撮影がメインになるのですが、EOS M6はとにかく室内撮影に強かったです。
またコンパクトサイズの一眼カメラなので、料理を撮影するときはスマホで写真を撮影する感覚で使えました。フルサイズの一眼レフだとギョギョって顔されるときありますので…
ソースカツ丼 in 辰野町の「まつくぼ」
南信州といえばソースカツ丼が有名です。ちょっと移動すればソースカツ丼屋の看板が目に入ります。今回の旅行でわが家が選んだお店は辰野町の「まつくぼ」です。
ボリューム満点のソースカツ丼をご覧ください!
お肉はふっくら柔らかくて、子供にも食べやすく喜んでほおばってました。またソースが深みのある甘さでご飯と相性抜群。でもとにかくボリューム満点なので、ギリギリ食べ切れました。子供は絶対に食べきれないので、親と一緒に食べるのがオススメです。
少し薄くらい店内での撮影だったのですが、味に負けないくらい美味しそうに撮影できました。
その理由は「DIGIC 7」という最新のセンサーエンジンを搭載しているためです。高感度撮影時のノイズ耐性が強く、ISO100〜25600まで常用ISO感度になっています。ちなみにISO25600で撮影した写真がこちらです。
ISO25600なので多少のざらつきはありますが、スマホで閲覧していると気になりません。そもそも旅行写真は記録的な意味が強いので「暗くても撮れる!」というのが大切なポイントですね。
何度見ても、ヨダレがこぼれ落ちそうなくらい美味しかったカツでした。
「まつくぼ」へのアクセス
できたてモンブラン in 信州里の菓工房
信州里の菓工房のオススメメニューは「できたてモンブラン」。
注文を受けてからモンブランを作ってくれます。栗の香りが濃厚で和菓子に近く甘さ控えめで、とても美味しかったです。
店内は満席で、屋根のある庭のテーブル席でのティータイムでした。当日は天候が悪く、屋外とはいえ暗くコンディションが悪かった中で撮影した写真がこちら。
「どこのモンブラン!?美味しそうだね!」と同僚に聞かれるくらい美味しそうに撮れました。
晴天の日は、庭からキレイな山々に見えるそうなのですが、ご覧通り山は雲に覆われていて残念でした。
「信州里の菓工房」までのアクセス
2.手軽にさっと撮影できるコンパクト一眼
EOS M6 は本体が小さいので持ち運びが楽で、サッと取り出してすぐに撮影できるのでシャッターチャンスを逃しません。このメリットは旅カメラとしてポイントが高いです。
本体が小さいので、周囲の目を気にすることなく、いろいろな場所で撮影ができました。
かんてんパパ工場で撮影した写真を載せておきますね。
かんてんパパに工場見学に行ったのですが、土日祝日はお休みのため生産ラインは残念ながら止まってました。
工場内のお店では、さまざまな寒天製品の購入ができます。店内での撮影もスマホカメラで撮影するみたいに気兼ねなくできました。
試食コーナーでは寒天ゼリーが食べ放題でした。
かんてんパパガーデンはキレイ管理されており、散歩するだけで心身ともにリフレッシュできるそうなのです。しかし当日はあいにくの雨でした。しかし子供は元気ですね。傘を差しながらわいわいと飛び跳ねてました。
屋根のあるガーデン内にも、プランターで草花がキレイに管理されているので歩いているだけでも楽しかったです。一眼なのでボケもキレイに表現できます。
EOS M6は 自撮りも可能
わが家は旅先では観光客の方にお願いして撮影してもらうことが多いのですが、最近では自撮りで撮影している方も多く見かけるようになりました。
EOS M6は自撮りもできます。ディスプレイ部分がパンタグラフ式になっているため、レンズの方にディスプレイを向けることで自撮りが可能です。
自分の写真は恥ずかしいので、ダンボーさんにスタジオでご協力いただきました。
3.夜景の撮影も可能とする手ぶれ補正の実力
南信州からの帰路につく途中、長野県の夜の観光スポット「姨捨の夜景」を撮影することに。
三脚を持ってなかったので「夜景撮影はムリだろうなぁ」と思っていたのですが、ガッチリ脇を締めて撮影したところ、EOS M6の手ぶれ補正のおかげで素敵な写真が撮れました。
さすがはミレーレス一眼です。コンデジやスマホのカメラでは撮れない写真になりました。
EOS M6 の世界はレンズ交換がさらに広がる
一眼カメラの魅力はレンズ交換にあります。
EOS M6 はコンパクトサイズではありますが、れっきとしたミレーレス一眼です。
一眼カメラはレンズ交換すると別のカメラに早変わりします。一番違いを実感できるのはマクロレンズです。以下の写真は、一眼レフカメラにマクロレンズを装着して撮影した写真なのですがどうでしょうか?
マクロレンズの面白さについて以前に記事を書きました。カメラが面白くなるレンズです。
ミラーレス一眼にもマクロレンズは発売されています。旅先での花を撮影するときに役に立つこと間違いなしです。
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交換レンズは、同じメーカーのミラーレスカメラであれば装着可能なので資産になります。本体を買い替えてもレンズはムダにはなりません。
さいごに
EOS M6 は旅カメラとしての下記の大事なポイントを抑えたカメラです。
- 薄暗い室内での撮影もOK
- 持ち運びが楽なので撮りたいときにいつでも撮れる
- 夜景撮影もできる
- 自撮りもOK
- 一眼カメラなので「レンズ交換」が可能で長く使える
旅行好きな方には、長く付き合える相棒のようなカメラになるはずです。
EOS M6 のレビュー記事も合わせてご覧ください。
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おしまい。