最近、急激にシェアを伸ばしているミラーレス一眼。一眼レフと何が違うんだろうと気にはなってはいたところ、幸運にもCanonフォトサークルのモニターに当選して、EOS M6 をお借りできることに!
モニター品が届いて、さっそく手にとって撮影してみると、EOS M6のコンパクトさには舌を巻きました。この一眼カメラは家族旅行において絶対に活躍する、最強に旅レンズになると確信できました。
そういう訳で、この記事では、EOS M6で実際に撮影してみて感じたことを中心としたレビューとなります。
EOS M6で撮影した写真の紹介
とりあえずは写真をアップしますね。素人の写真なので恐縮なのですがご覧ください。
撮影場所は、長野県佐久市にある内山牧場の大コスモス園、スエトシ牧場の二カ所で試し撮りしてきました。
コスモスをみると秋を感じます。
ウッドチップが敷き詰められた遊歩道。
スエトシ牧場の乗馬用のお馬さんたち。
Canon EOS M6 の外観
左斜め前方からの写真がこちら。
それで真正面からの写真。
最後に右斜め前方からのパシャリ。
カメラの上部についている筒状の突起物は、EVF(電子ファインダー)です。EVFについては、のちほど話題で触れます。
とにかくコンパクトで軽い
冒頭でも話しましたが、ミラーレス一眼カメラ「EOS M6」を手にした瞬間の衝撃は忘れられません。「小さい!これが一眼カメラ!?」です。とにかくコンパクトで軽い。これが一眼カメラとは今でも信じられません。本当に小さいです。
言葉では伝わりづらいので、今まで使っていたコンデジと大きさを比較してみますね。
EOS M6に装着しているレンズが中望遠タイプで大きく感じますが、本体だけで比べるとよい勝負です。
背面から比較した写真がこちら。
さすがにミラーレスのほうが、わずかに大きいですが、このくらいの差なら画質や撮影の楽しさを考えると絶対にミラーレスに軍配があがります。
コンデジにはない使い心地
EOS M6は、ただ小さいだけではありません。コンデジと違う最大のポイントは、撮影に関する設定が簡単に変えられることです。一眼カメラらしい撮影が楽しくなる操作性がしっかりと組み込まれています。
下の写真をご覧ください。AV(絞り優先)モードで撮影するときに、EVF(電子ファインダー)をのぞき込みながら下の写真のような設定が可能。
ミラーレス一眼と言われるだけあって、ファインダーをのぞき込みながらでも、基本的な設定は簡単に変更できます。
- 絞り調整
- ISO感度調整
- 露光量調整
- オートフォーカスロック
ズームインアウト、マニュアルフォーカスによる微調整は、左手でレンズから行えるので、いずれにていもファインダーをのぞきながら設定の調整が可能です。
操作を覚えるまでは戸惑う部分もありますが、何度か撮影に出掛ければ慣れると思います。この操作性に慣れてしまうと、コンデジには戻れません。同じ構図の写真でも、設定が違えばガラッと雰囲気の違う写真に仕上がるのが写真のおもしろさです。
そうそう、もちろんカメラが自動でその場面にあった最適なモードで撮影してくれる「フルオートモード」もありますので、いざというときには安心です。
スマホ連携もバッチリでSNSシェアも簡単
Canonのカメラには、AndroidとiPhoneのそれぞれに専用アプリが準備されているので、スマホとカメラの接続が簡単に誰でもできます。撮った写真をその場でSNSにシェアができるので、家族や友人にLINEで写真を送付するのもお手のものです。
連係用アプリはこちら。
お祭りなどのイベント会場で子供の友だちに会ったときなど、よく写真を撮るのですが、撮ったその場で親御さんにスマホで写真を送信できるので、この連係機能は便利です。
またスマホで撮った写真と比べると格段に画質がいいので、受け取ったほうも、とても喜んでもらえます。
アプリに従うだけで簡単連係
アプリを起動すると接続可能なカメラの一覧が表示されます。あとはアプリの指示に従って無線LANで接続します。
接続できればカメラ内の写真を表示やスマホからレリーズ操作ができます。
カメラ内にある写真を表示しているところが下図になります。
この画面からカメラからスマホにダウンロードができます。あとは普段使用しているアプリを使って、シェアするだけです。家族のトイレ待ちの時間を利用して、ささっとできちゃいます。
一眼ならではの背景ボケ写真
EOS M6 は ミラーレス「一眼カメラ」だけあって、ボケがキレイです。コンデジには出せないボケ味があります。
背景ボケ写真がこちら。ダンボーの顔がホコリだらけですみません。
前ボケ写真がこちら。
キレイにボケてますよね。これだけぼかせるので、お子さんを撮影したときには、ボケの効果で元気いっぱいの表情が浮かび上がって印象に残る可愛い写真が仕上がるはずです。
手ぶれ補正も問題なし
EOS M6 の手ぶれ補正はレンズ側での制御となります。勘違いしやすいのですがボディ内での手ぶれ補正は動画撮影にのみ有効なので注意が必要。
写真の撮影においても、ボディ内手ぶれ補正機能があったほうがよいのは確かです。しかし、EOS M6はコンパクトでとても軽いため、しっかりと固定して撮影しやすいので、レンズ内手ぶれ補正があれば十分でした。
実際に撮影に出掛けて、50枚ほど撮影しましたが手ぶれ写真は1枚も無かったです。
また夜景を撮影する場合は、やっぱり三脚が必須なので、ボディ内手ぶれ補正がないからぶれちゃった…という状況は少ないと思います。
EVF装着で撮影の楽しさアップ
Canon EOS M6 にはEVF(電子ファインダー)は標準搭載されていません。EVFがあるのとないのでは、撮影する楽しさが格段に向上します。
コンデジのようにスクリーンで撮るのもよいのですが、ファインダーをのぞき込んでみると、目の前に違った世界が広がり撮れる写真も幅が広がるはずです。
EVFとスクリーンの比較
スクリーンで撮影している風景がこちら。コンデジの撮影方法と同じです。
EVFを使って撮影すると下のような感じになります。雰囲気があっていいでしょ。写真の撮影が面白くなります。
EVFでの撮影は間接的に手ぶれにも効果あり
またEVFをのぞき込むことで本体をがっちりキープできるため、手ぶれ防止にも一役買うので、本体とセットで購入することをお勧めします。
EOS M6 使用レビューのまとめ
ここまで EOS M6 の魅力をお伝えしてきましたがどうでしょうか?
非常にコンパクトなので荷物にならないのが魅力です。またミレーレス一眼でありながらもスマホと連係機能もかねそろえているので、いつでも気軽にSNSや両親や知人に写真をシェアもできます。最強の「旅カメラ」です。
ミラーレス「一眼カメラ」なので、コンデジでは撮れない一コマが撮影できます。家族旅行のアルバムが、これまでとは違って臨場感あふれる写真で埋め尽くされるはずです。
いまなら最大で13,000円のキャッシュバックがあります。対象購入期間は来年の1月14日までです。クリスマスからお正月に向けて品薄になる傾向がありますのでお気を付けください。
EVFキットはレンズキットとEVFをバラで買うより1万円くらいお得なのでお勧めです。
EVFは入らないかな…という方はレンズキットがお勧めです。
おしまい。
追伸:2017/10/27
EOS M6 と南信州を旅行してきました。
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家族旅行に最適のカメラ「EOS M6」と一緒に南信州食い倒れ旅行へ
EOS M6 のモニター期間も残りわずかとなり、思い切って南信州に観光旅行へ。終わってみると観光というよりは、ソースカツ ...