カメラ機材

デジタル一眼のストラップをハンドストラップに変えた理由と使い心地

ハンドストラップの使い心地

これまではデジタル一眼レフのストラップは、ネックストラップ一筋でした。

絶対にカメラが落下しないという安心感がネックストラップにあるからです。しかしカメラバッグや防湿庫に、カメラを収納するときにネックストラップがかさばってしまうのが難点でした。

それで前々から気になっていたハンドストラップを試すことにしました。ハンドストラップに変えてから1カ月経ったのでネックストラップからハンドストラップに乗り換えて気付いた使用感など紹介します。

デジタル一眼レフでネックストラップを使ったときの不満点

カメラバッグに収納するときにかさばる

ネックストラップだと、デジタル一眼レフをカメラバッグに収納するときはネックストラップをグルグル巻きにする必要があります。これが意外とわずらわしいです。

もちろん取り出すときもグルグル巻をほどいてあげる必要があるので、シャッターチャンスを逃してしまうこともあります。

ネックストラップが汗ばんで気持ち悪い

汗っかきなので夏場は首にかけるネックストラップだと、ストラップが汗で濡れて湿ってしまいます。湿ったネックストラップをカメラバッグから取り出して掛けるとき、自分の汗なのですが気持ち悪いです。

ディスニーランドやUSJなどのテーマパークでキャスの方に、デジタル一眼レフを渡して家族写真を撮ってもらう時、ためらってしまいます。

バックパック(リュック)にネックストラップが絡まる

カメラバッグはバックパック(リュック)タイプを愛用しています。

ネックストラップを先にした状態でバックパックを背負ってしまうと、バックパックのショルダーベルトとネックストラップが絡まってしまいます。

絡まるとデジタル一眼レフの取り回しがしづらくなり、一旦、バックパックとカメラを外さなければいけなく、わずらわしかったです。

デジタル一眼レフを首にぶら下げて持ち運ぶことはない

デジタル一眼レフを持ち運ぶとき、首にぶら下げて手ぶらになることがないです。必ず右手で持っています。ネックストラップは手が滑ったときの保険としてつけているだけでした。

だからネックストラップである必要はありませんでした。

ハンドストラップに変えた理由

ハンドストラップに変えた理由はズバリ、ここまでに紹介したネックストラップの不満点を解消してくれるからです。

下の写真をご覧ください。カメラの右側に輪っかのようになっているアイテムがハンドストラップです。

ハンドストラップのサンプル

輪になっている部分に手を入れて使います。ご覧の通りコンパクトですし、汗で湿る心配もありません。もちろんバックパックに干渉することはあり得ません。

今までたまたま目に入らなかったのかも知れませんが、ハンドストラップ使っている人を見かけたことがなかったのですが、愛用者が多いみたいです。

ハンドストラップの使い心地

ハンドストラップの使い心地

ハンドストラップの使い心地ですが、正直な話をすると

  • 「これ落としそう…」
  • 「なんだかカメラの操作がしづらい…」
  • 「やっぱりネックストラップに戻そうかな…」

などなど、2週間ほど悩みながら使っていました。

3週目に入ってからハンドストラップの扱いに慣れてきて、自分に合った締め具合に調整ができるようになりました。すると、しっかり固定しながらも操作しやすい状態を維持できるようになりました。

今ではネックストラップのときに感じたことのない身軽さがあって心地が良いです。それでいてしっかりした固定力を感じられるようになり、落下の不安もいつの間にか消えました。

ハンドストラップはコンパクトなアイテムだけあって、カメラバッグへの収納や取り出しがスムーズになりました。もちろん防湿庫に保管する際も場所を取らないです。

購入したのはPeak Design のハンドストラップです。製品レビューについては別記事で紹介する予定です。

PeakDesignをまとめ買いするなら海外通販で購入したほうが出費を抑えられます。

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ハンドストラップのデメリット

ハンドストラップを使っていて不便だと感じた点が1つありました。

バックパック(リュック)タイプのカメラバッグで立ったままの状態で、デジタル一眼レフの出し入れが難しい点です。

バックパックを前に持ってきてサイドポケットからカメラは取り出せるのですが、ネックストラップと違ってハンドストラップは手ぶらにはなれないため、サイドポケットのファスナーを閉められませんでした。

バックパック&ハンドストラップの場合は、カメラの取り出しは落下防止のため、座った状態、もしくはカメラを一時的に置いとけるテーブルなどが必要です。

ハンドストラップの唯一のデメリットと言えます。

まとめ

下記の項目に2つ以上該当する人はハンドストラップと相性が良いと思います。

  • カメラバッグがかさばって困っている
  • ネックストラップをしていても常に手にカメラを持っている
  • 夏になるとネックストラップがびしょ濡れで悩んでいる
  • バックパックとネックストラップの絡まりがわずらわしい

他にも三脚での撮影をメインにしている場合は、撮影時にネックストラップがたれ下がって邪魔になっているのではないでしょうか。ハンドストラップなら解消するはずです。

ではでは。

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NO PHOTO NO LIFE!/一眼カメラ好きがお勉強のために書いてるブログ「studio popolog」の中の人/写真好き/ブロガー/システムエンジニア/NASでの写真管理/フォトコン挑戦中/撮影台DIY/写真、動画編集テク&PC関係の情報配信/愛機はEOS R5/ 詳しいプロフィール

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