運動会に向けてデジタル一眼レフの購入を検討しているけど、ダブルズームキットは必要なの?価格的には確かにお得だけど、レンズ交換なんて簡単にできるのかな?
5万円以上する買い物なので慎重になってしまうのは当然です。
この記事は、購入目的別に運動会のためにデジタル一眼レフの本体およびレンズの選び方を紹介します。購入の際の判断基準になれば幸いです。
運動会でのレンズ交換は無理
デジタル一眼レフのレンズ交換は運動会ではお勧めしません。運動場は風が吹いてなくても砂ぼこりが凄いです。その中でレンズ交換しようものなら、カメラ内部に砂ぼこりが入ること必至です。
砂やゴミが入ってしまうと、写真には目に見えるような黒い斑点が付つきます。せっかくの良い思い出が台無しです。
カメラを運動会でしか使わない人のカメラ選び
「デジタル一眼レフは運動会でしか使いません!」という断固たる決意があるならば、ダブルズームレンズキットではなく、デジタル一眼レフの本体のみを単体で購入して、サードパーティー製の便利ズームを一本だけ購入するのが一番です。「一眼レフ本体+便利ズーム」です。
カメラ本体は初級機で十分です。初級機とは言っても大ベストセラーのEOS Kiss X7 であれば、屋外の運動会で撮影する分には期待通りの写真が撮れるはずです。
あえて欠点をあげるなら、連写枚数が4コマ/秒と遅いところです。けど、保育園や小学校の運動会くらいであれば気にする差ではありません。初級クラスの最新機種なら 1コマ増えますが価格差もあります。
便利ズームレンズとは、レンズ交換しなくても、広角(スナップ)から望遠まで一本のレンズで撮影可能です。使ってみるとその名の通りとても「便利」です。画質はコンデジよりは綺麗に写りますが、普通のレンズと比較すると多少は我慢が必要があります。
タムロンもしくはシグマといった信頼できるサードパーティから選びましょう。
サードパーティーの便利ズームの紹介
各社のレンズの特徴を少し紹介しますね。
シグマのレンズは、解像度の高いキレのある雰囲気の写真に仕上がる傾向があります。
タムロンのレンズは、温かみのあるアットホームな雰囲気の写真に仕上がる傾向があります。
どちらの便利ズームも広角も望遠も同じです。好みで購入で問題ないと思います。
デジタル一眼レフを始めるからには趣味にしたい人のカメラ選び
デジタル一眼レフの醍醐味はレンズ交換です。レンズ交換すると、まるで別のカメラになったかのように撮れる写真が変わります。次から次へとレンズが欲しくなるので「レンズ沼にはまる」って言葉もあるくらいで趣味には持ってこい!?です。
そのため「趣味にしたい」という気持ちが少しでもあるなら、EOS 80Dのダブルズームレンズセットから購入がおすすめします。レンズ交換の楽しさを体感してください。ちなみにダブルズームとは標準ズームレンズと望遠ズームレンズのセットのことです。
ダブルズームレンズキットの望遠レンズと違う世界を見たいと感じたときは、タムロンの「SP70-300mm F4-5.6 Di VC USD(A005E)」というレンズがお勧めです。運動会で大活躍してくれるはずです。
趣味で始めるなら中級機以上の本体を!
デジタル一眼レフの本体は、初級機ではなく中級機を購入しましょう。
カメラが趣味になると、カメラの腕前とかは関係無しに初級機ではもの足りなくなります。僕はEOS Kiss X5 からデビューしたのですが、すぐに物足りなさを感じて後悔しました。
上級機から始められるなら一番良いですが、まだ趣味したばかりの状態で購入を決断できるような価格ではありません。現実路線として中級機スタートをお勧めします。
EOS 80Dは、連写枚数が8コマ/秒です。また暗所性能(暗い場所での撮影)にも強いです。発表会やお遊戯会でも活躍できるので、長いお付き合いのできる機種です。
発表会やお遊戯会では違うレンズが必要?
「運動会でしか使わない」という人に聞いて欲しいのですが、発表会やお遊戯会で写真の撮影は、明るいズームレンズが必要になります。明るいというのは光を多く取り込める「F値が小さい」レンズのことです。
便利ズームがなんかがそうなのですが、F値が大きいため暗い場所での撮影には弱いです。光が少ないので、手ぶれしやすいですし、写真にノイズが入るのは避けられません。
EOS 80Dならズームレンズキットで撮影すれば我慢できるレベルの写真にはなると思いますが、EOS Kiss x7ような初級機では難しいです。そうなったときは、別途、将来的にはF2.8通しのズームレンズの購入も視野に入れておきたいところです。
純正はレンズの場合20万円以上になるので、最初の一本としてサードパーティー製をお勧めします。
僕はこのレンズの旧モデルから始めました。
ようこそ、デジタル一眼レフの世界へ
「運動会でしか使わない」「趣味にしたい」など目的は違えど、近日中にはデジタル一眼レフの所持者になります。
当ブログでは、初心者目線(初心者なので他の目線はないです)でテクニック紹介の記事を投稿していますので、また参考にしていただければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
ではでは。