お金がなかったからです。なんて言ったら身も蓋もないのですね。
以前、Apple Watch をダイエット目的で注文したとか書きましたが、それも半分本当で、残りの半分は時計としてなのです。
時計なんだけど、家電製品でもあるんですよね。その部分こそ、アルミモデルを選んだ理由なんです。そのあたりの話とアルミモデルの心配な点をまとめました。
Apple Watchを家電と考えるとアルミ一択
腕時計であれば定期的にメンテナンスさえすれば、10年も20年も使いことは可能です。実際に10年前以上前に購入したセイコーの時計は、一度誤差が大きくなりオーバーホールしましたが、今も正確に動いています。
Apple Watch はどうでしょうか。
5年も経てば、おそらくバッテリー持ちは悪くなっているはずです。またハード的にiOSのサポートの切り捨てが発生している可能性もあります。
Apple Watch の製品寿命は、時計としてではなく家電製品として捉える必要があります。家電製品ではありますが、冷蔵庫や洗濯機のように進化の少ないハードではないため、5年程度を寿命と考えるのが得策ではないでしょうか。
Apple Watch 5 からは、チタンやセラミックといった高級モデルが増えましたが、5年しか使えない時計に10万円近い通しは、私の価値観には存在しません。
すると、必然的に一番安価なモデルであるアルミニウムモデルの一択になりました。
Apple Watch 5 アルミニウムモデルの心配な点(デメリット)
アルミニウムモデルは、ガラス面がサファイアガラスではなく、Ion-X(強化)ガラスだということです。
腕時計はiPhoneとは違って、動作の激しい腕に装着するため机や壁にぶつけやすいです。また経験上、強化ガラスはガラス面が傷だらけになることが多かったです。
サファイアガラスなら多少壁に擦ったとして簡単には傷は付きませんが、Ion-Xガラスの場合、壁の材質によってはガラス面に傷が付きやすいです。各種ガラスの特徴については下記が詳しいです。
参考 注目を浴びる「サファイアクリスタル」について知ろう ~サファイアガラスと呼ばれる素材とは?~トケイ通信
アルミニウムモデルに、サファイアガラスの選択オプションがあれば最高でした。いくら望んでもIon-Xガラスしかないのが現実ですので、傷が付いたときは諦めるしかないですね。
Ion-Xガラスにだって良いところはあります。サファイアガラスに比べて反射率が低いため、屋外でも時計が見やすいことです。
サファイアガラスとIon-Xガラスの反射率の違いは下記が参考になりました。英文サイトですが、リンク先の比較画像を見ると反射率の違いが一目瞭然です。
参考 Apple Watch Sport's Display With Ion-X Glass Outperforms Sapphire Models in Bright LightingMacRumors
消極的な考え方になりますが、Apple Watch は先ほどもお話ししたように家電製品です。長く使える時計ではないので、多少のすり傷なら2年後買い替えれば良いと吹っ切るのもありかもですね。
Apple Watch はコンスタントに買い替えがベスト
今回、初めてApple Watch を手にするわけですが、iPhoneのようになくてはならないアイテムになるのか、それとも気が付けば普通の時計をしているのかは、まだ想像も付いていません。
もしApple Watchが自分にとってなくてはならい存在になるとしたら、コンスタントに買い替えしたいです。
スマートウォッチは、まだまだこれから開花する分野だと考えていて、2年も経過すれば古い機種なんて時代遅れの可能性が大きいです。iPhoneの初期の頃のような雰囲気があります。
今のiPhoneのように安定期に入るまでは、新しいApple Watchをコンスタントに買い替えないと、あっという間に時代遅れになりそうです。
2年周期でコンスタントに買い替えるとなると、高価なモデルはさすがに手が出ません。一番安価なアルミニウムモデルを買い替え続けるのがベストではないでしょうか。
ではでは。