iPad Pro 11インチ(2018年版)を購入しました。年末からTwitterで予約したとかしないとか騒いでいたのですが、年明けの浮かれた勢いでポチりました。
iPad Pro 11inchに2週間ほど触ってみた感触は、「こりゃ最強のモバイルノートじゃないか」です。
想像していた以上に完成度が高く、ちまたで言われている「ノートPCの替わりになる」という話は、あながち間違いではなかったです。
この記事ではiPad Pro を使ってみて気がついた、良いところ悪いところをまとめました。
iPad Proのファーストインプレッション
iPad Proを購入してからスキマ時間がうまく使えるようになりました。
例年であれば確定申告の準備のために会社を休んでいました。今年はiPad Proのおかげで、子どもの習い事の待ち時間、会社の昼休みなどを利用できたので確定申告のために会社を休む必要はなさそうです。このブログの記事も空き時間を利用して少しずつ書いています。
ここ最近はまとまった時間がなかなか取れなくて、趣味の時間の確保が難しくなってきていたので、iPad Proの購入は大成功でした。
そうこうしちるうちに購入してから2週間が経過しました。この期間に感じたiPad Proの印象をレビュー形式でまとめとおきます。
Smart Keyboard Folioのキーボードの打ち心地は好き
Smart Keyboard Folioのキーボードの使い心地は快適です。普段からコンパクトなキーボードを好んで使っているためか、パタパタとして打ち心地は好きです。
コンパクトさを求められているためキーピッチが狭くなっているのですが、半日くらいタイピングをしていれば慣れます。
僕の手はどちらかと言うと大きいほうなのですが許容範囲です。
iPadのソフトウエアキーボードとは比べ物にならないです。比べてはいけないです。iPad Proにするなら絶対に買いです。
ご存じかと思いますが、Smart Keyboard FolioはiPad Proの本体カバーとしても機能するので持ち運びが苦になりません。外付けキーボードだと、やっぱりわざわざ持ち出している感があります。
キーボードの操作が正常にできないアプリがある?
やっぱりありますね。たとえば人気メールクライアント Sparkは日本語がうまく入力できませんでした。日本語入力はどうしてもネックになることがあります。
こればかりは、気づいた時点で開発者に報告して直してもらうしかありません。
この件については僕は楽観視しています。
これまではiPadで外部キーボードを使う人は少数派でしたが、Apple純正の外部キーボード Smart Keyboard Folio が登場したことで、今後は日本語入力の利用者が増えてくるはずです。
利用者が増えれば報告も頻繁になるはずなので、日本語変換に不具合のあるアプリは減少していくと見込んでいるからです。
Split Viewで画面を分割して表示できるのでPCの代用になる
Split View 最高!です。僕の中でiPadの不便だった部分が一気に解消されました。
- 参考資料を横に並べながら文章が書ける
- メールで届いた請求書を見ながら家計簿を入力できる
- Kindleを読みながらApple Pencilでメモが取れる
下の画像は右側にブラウザーを表示して調べながら、左側にエディタを表示して文章を書いている画面です。
Split Viewのおかげで画面の分割表示が可能となり、ノートPCとしての役割を担えるようになったと思います。
Split Viewは他にも面白い使い方があります。たとえば人気のパスワード管理アプリ1Passwordです。1Passwordを他のアプリと一緒に起動することでパスワードをドラッグアンドドロップで入力できるので、とても便利です。
Kindle専用端末に対してもアドバンテージがある
iPad Pro のとKindleアプリの相性が最高です。Kindle専用端末を購入するならiPad Proも候補として検討しても良いくらい快適です。
iPad Pro 11インチは文庫本サイズがとても読みやすいです。左右見開きを一画面で読めるので本当に本を読んでいるかのごとく読書できます。
また先述したSplit View 機能を使えば手書きのメモを取りながらの読書もできて最高です。下図は左側にKindle、右側にメモを表示している画面です。
今所持しているKindle オアシスはお風呂専用になりそうです。
最大10時間のバッテリーの持ちは安心できる
iPad Proは最大10時間、バッテリーが持ちます。そこらへんにある一般的なノートPCではまず実現できません。使い方にもよりますが、1日くらいの外出ならバッテリーの心配は不要なので安心して使えます。
「ノートPCのように動作するのに、タブレットのバッテリー持ち」最高じゃないですか。iPad Proは、まさに良いところ取り端末なのです。
FaceIDは横置きもOK
iPhone Xから新しく搭載されたFaceID機能ですが、iPad Proの横置きにも認識してくれます。また精度も高く認証を感じさせません。今後はぜひMacBookシリーズにも搭載してほしいです。
FaceIDによる顔認証に慣れてしまうと、従来のパスコード認証や指紋認証には戻れません。FaceIDは最強!
膝の上に乗るサイズ感がたまらない
iPad Proのサイズ感は膝の上にちょこんと乗るので、ノートPCと違って家の中でも気軽に触れます。家族のいるリビングでソファの上でさっと文章を書き始められるのでブロガーには重宝するアイテムです。
Smart Keyboard Folioのおかげでキーボードを使って文章を書るので、ノートPCと同等の本格的な作業もできます。
iPad Pro と ノートPC どっちを購入すべきか悩む?
iPad Proにすべきか、MacBook にすべきか…この悩みを持った人は多いのではないでしょうか。
正直、難しい悩みです。どちらを購入すべきかは購入目的によります。インターネットや写真の閲覧、文章の作成であればiPad Proで問題なしです。でも年賀状の作成したり写真を編集したりする目的があるならば、ノートPCを購入すべきです。
iPad Proは、この記事のタイトルにある通り「最強のモバイルノート」だと思っています。あくまでもモバイルノートなのでメインPCとして利用をするには非力です。
iPad ProがメインPCになれない理由は、iPad Proに搭載されているOSがタブレット用のiOSだからです。それだけMacOSとiOSの違いは大きいです。
そういった背景もあってMacOS版のiPad Proが欲しいというユーザーの声もちらほら見かけます。
iOSアプリでMacOSって技術的に出せないかな〜。
それが可能になれば、iPad Pro一択で使っていけるのだけれども。
— マインドームコーチ・バンチョー (@vivibancho) February 7, 2019
新iPad Pro 1TB、Apple Pencil2とスマートキーボードを加えると合計27万円近くなって笑う。MacBook Pro買えるやん!もうMacOS載せてよw
— 多根清史 (@bigburn) November 20, 2018
iPad Pro、スペックは十分なんだからMacOS動くようになってほしい。したら即買う
— マクー (@yonasawa) December 21, 2017
「iPad Pro にすべきか、ノートPCにすべきか」で悩むということは、やりたいことに対してiPad Proでは不安があるのだと思います。その場合は、メインPCがあるかないかで判断してみてはどうでしょうか。
iPad Proは、スキマ時間を埋める最強モバイルノート
今回、iPad Proを購入した目的は、価値でもでも外出先でもスキマ時間を自分の時間に割り当てるためです。そのためもちろんセルラーモデルです。
だから、どこにでも持ち運べて電池持ちを気にしなくても良いという必要がありました。それにマッチしたのがiPad Proです。僕にとっては期待通り最強のモバイルノートだと思っています。今年はブログをいっぱい書けると良いなと思います。
ボディのサラサラッとした質感、つい見とれてしまう外観。やっぱりiPad Pro、かっこいいですわ。性能だけでなく見た目も大好きです。
ではでは。