オールドレンズの興味を持ち始めました。きっかけは「もろんのん さん」のYouTube動画です。ポートレートでは MINOLTA ROKKOR f1.7 55mm を多く使われるいたいで、作例にある「ふんわりした感じ」の写真がツボにはまりました。
きっかけとなった「もろんのんさんの動画」です。
EOS R5、R6からボディー内手ぶれ補正を搭載しました。オールドレンズなどの手ぶれ補正機能を持っていないレンズも、デジタル一眼に比べて扱いやいみたいで、この機会に1本購入したいと思っています。
この記事では、オールドレンズの使い方、購入の際の注意点など、理解した範囲でまとめました。
EOS R5 でオールドレンズを使う方法
オールドレンズは、そのままの状態ではEOS R5とはマウントが合わないので装着できません。
EFレンズをミラーレス機で使用するには、EF-EOS Rマウントアダプターが必要です。オールドレンズも同じでマウントアダプターが必要となります。
Amazonで探してみたところ、K&F Concept から、さまざまなマウントアダプターが販売されていました。中国メーカーでケーアンドエフ コンセプトと読むそうです。
もろんのんさんの使用している「MINOLTA ROKKOR 55mm f1.7」であれば、ミノルタMDレンズキヤノンEOS Rマウントカメラアダプターがあれば、キヤノンのEOS R系に装着できます。
初心者のオールドレンズとして人気の高い「HELIOS-44-2 M42 2/58 ロシアレンズ」であれば、M42レンズキヤノンEOS Rマウントカメラアダプターが必要です。
オールドレンズによって、マウントアダプターが異なります。
マウントアダプターの入手方法
K&F Conceptの公式サイト には、多くのマウントアダプターがありますので、一度はのぞいてみてください。
気になる価格ですが、K&F ConceptのMINOLTAのレンズであれば、5000円~9000円の間で入手可能です。Amazonが一番安いようです。
おすすめのオールドレンズ
現在、気になっている「おすすめのオールドレンズ」をざっと紹介しますね。この中から最初の1本を選びたいと思っています。
1.MINOLTA ROKKOR 55mm f1.7
オールドレンズの世界に足を踏み入れる原因を作ったレンズ。作例をみて回っていると、ふわっとした優しい感じがとても気に入りました。ヤフオクやメルカリで比較的出回っていますが状態の良さそうなものに出会えません。
半世紀前の「緑のロッコール」MC Rokkor-PF 55/1.7をNikon Z6に装着して撮ってみた。 | 記憶カメラ
2.MINOLTA ROKKOR-PG 50mm f1.4
「MINOLTA ROKKOR 55mm f1.7」を探しているとき、見つけたレンズ。逆光で撮ると虹色のゴーストが上品に差し込みます。f1.4だけあってボケがとても柔らかくて一目ぼれでした。
55mm f1.7に比べて出回っている数が少ない印象。タイミングが合えば手に入れたい。
3.HELIOS-44-2 M42 58mm f2.0
ぐるぐるボケで有名なロシア製のレンズ。初めて作例を見たときは、「ぐるぐる」しすぎて気持ち悪くなりました。その豪快な「ぐるぐる」がオールドレンズを感じさせてくれる一品です。
ぐるぐるボケを楽しむ安価なネタレンズ ヘリオスHelios-44-2 58mm F2 オールドレンズレビュー | from experience
4.PENTAX Super-Takumar 50mm f1.4 8枚玉
オールドレンズらしい「ふわっ」とした描写を堪能できるレンズです。作例を調べているとフレアやゴーストの入り方も自分好みで最高です。
8枚玉と他に同名で7枚玉のアトムレンズがあります。こちらも描写に定評があるのですが微妙に放射能を出してるとかで敬遠です。8枚玉でコンディションの良いモノがあれば手に入れたいです。2万円超えるので悩みます。
PENTAX Super Takumar 50mm F1.4 ~ 8枚玉のはなし - Living Happily with Photos.
5.Meyer-Optik Domiplan (ドミプラン) 50mm f/2.8 ゼブラ
バブルボケを楽しめるレンズです。最短撮影距離が0.75mになっていて、ちょっと使いづらいところがあります。でも筐体がゼブラ色になっていて所有欲を満たしてくれるデザインといこともあって目を付けています。
[Domiplan 50mm] Meyer Optik Gorlitz Domiplan 50mm F2.8の2本目がきました - Meyer-Optik Domiplan 50mm F2.8
オールドレンズ購入する際の注意点
オールドレンズの購入を検討するに当たって、注意点をいろいろ調べたので簡単にまとめました。
オールドレンズのチェックポイント
オールドレンズというと聞こえは良いですが、単純に言ってしまうと中古です。
レンズにカビが生えていることもありますし、拭きキズが付いていることもあります。また経年劣化で窓ガラスのように「くもり」がでてきたり、レンズを貼り合わせているバルサムという接着剤が剝がれてきたりするケースもあります。
劣化による問題はレンズにとどまらず、ピントリングの動作がおかしくなったり、絞りが締まらなかったりすることもあります。
簡単にチェックポイントをまとめると下記です。
- カビ
- キズ
- くもり
- バルサム切れ
- ピントリングの動作
- 絞りの動作、油染み
現物を見て買うのが1番
実際に手に取って動かす、レンズに光を当ててよく見ることが大切です。なので、関東近郊に住んでいる方であれば、カメラ屋さんを回るのが1番です。
問題なのは地方に住んでいる場合です。カメラ屋さん自体少ないですし、流通している中古機種も少ないです。ほとんどの人がネットショップやオークションサイトを利用しなければなりません。
ネットショップで購入する際のチェックポイント
ネットで購入する場合は、できるだけ写真が多い商品、レンズのキズやくもり、カビの混入が分かるように、適度な角度から強い光を当ててくれいる商品から選ぶことがポイントです。
また出品者の商品に対する評価(コメント)も大事です。その評価をうのみにしてはいけません。出品者の過去の商品対する落札者のコメントも合わせて確認することで、商品に対する評価の妥当性を見極める必要があります。
ゆっくり相性の良いレンズを探したい
新品と違って中古レンズには注文とかはありません。個体によってコンディションもバラバラです。オールドレンズは欲しいと思ってもすぐに買えるものではないので、購入はタイミング次第です。
ここ最近、カメラ屋さんを回ったり、ヤフオクやメルカリをあさったりする毎日です。
焦らず慌てずゆっくりと相性の良いオールドレンズを探したいと思っております。
購入できた際には、ブログで紹介させてもらいますね。
ではでは。