カメラの基本

犬の写真を撮るなら「ピントを目に合わせる」と生き生きとする

トイプードルの撮影

犬の写真を撮るとき、ピントはどこに合わせてますか?

婆から犬の写真の撮影依頼がありました。今年の年賀状に使いたいみたいで、実家から犬と一緒に遊びにきました。練習には格好の被写体だったのでパシャパシャ撮って楽しかったです。

子どもと一緒に遊びながら撮影していたのですが、ピントの位置が違うと写真のイメージがガラッと変わりますね。やっぱり人間と同じで「ピントを目に合わせた」写真のほうが、家族の評判が良かったです。

犬の鼻にピントを合わせて撮影

子どもと悪ふざけで、ピントを鼻の頭に合わせて撮影してみました…っていうか鼻だけです。

トイプードルの鼻

今度は正面からパシャリ。もちろんピントは鼻です。

犬の撮影、鼻にピント

テーマが「鼻」に絞り込んでいたのがよく変わって面白い写真にはなりましたが、犬の表情に生気が感じられませんね。

犬の目にピントを合わせて撮影

今度は正攻法でピントを目に合わせてみました。ちょうど正面を向いてくれたので、両目にピントが合いました。

犬の写真撮影、目にピント

今度は向かって右側の目にピントを合わせてパシャリ。

トイプードルの撮影

目にピントを合わせたほうが、犬の表情がよく分かりますね。

正面を向いた写真なんかは「お前、さっきから何撮ってんだよ」って声が聞こえてきそうですもん。

ピントは目に合わせた写真が良い

目にピントを合わせたほうが、犬の表情が生き生きとして、犬の声が伝わってくる写真になるように感じています。

同じ場面、同じ表情の写真を並べると分かりやすいと思います。

鼻にピントを合わせた写真。

トイプードルの鼻にピントを合わせて撮影

こちらが目にピントを合わせた写真。

トイプードルの目にピント

どうでしょうか?「目にピントを合わせた」写真からは、犬の声が聞こえてきそうじゃないですか?

あなたには、どんな声が聞こえましたか?

「もう勘弁してくれよ…」

と、僕には聞こえてきたのですが、気のせいでしょうか。

犬様、本当にお疲れ様でした(^_^;)

犬の表情を撮りたいなら室内が最適

今回の写真撮影は、当初は庭の芝生で撮影を始めたのですが、日差しが強くて、暑さに犬も飼い主もバテますし、外だと風だったり車だったり動く物が多くで犬が落ち着いてくれません。そこにカメラマンの腕のなさも相まって断念しました。

撮影場所を室内に移動したところ、室内には動く物はないので、犬も落ち着いているというか、くつろいだ表情をしてくれて撮影しやすかったです。また、数打ちゃ当たる!初心者カメラマンの僕には、じっくりと腰を据えて撮影できるので室内が一番良かったです。

犬の自然体の表情を撮りやすいのは、室内だなぁと思いました。

撮影に使用したレンズ「EF100mm f/2.8L Macro IS USM」

標準レンズと悩んだのですが、今回はマクロレンズを選択しました。

この撮影では「犬の表情に重視したかった」「室内での撮影」ということもあって、大きく顔をクローズアップできて、明るさを確保できるマクロレンズを選びました。

このレンズは、花の撮影だけでなくペットの撮影にも相性が良さそうです。ボケが柔らかいので表情を強調できるので使っていた楽しいです。

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