長野県松本市にある「すいか村」に、7月の3連休を利用して出掛けました。
この地域地域は日本有数のすいかの産地です。この地域のすいかは波田すいかと呼ばれていて3つの大きな特徴があります。
- しゃりしゃり感
- 水分が豊富
- 甘みが強い
日本一甘くて美味しいとしてメディアに取り上げられる機会が多いそうです。
見渡す限りすいか、すいか、すいか!
これほど大量のすいかを見たのは人生で初めてです。圧巻の光景でした。そこら辺のスーパーでは絶対に見られません。
すいか村に来たぞ!という気持ちになれます。
軽トラの荷台もすいかだらけ。信じられない光景です。
試食し放題で納得できるまで味比べ
すいかの販売は、倉庫の前にあるテントで行われてます。すいかを求めるお客さんで溢れており、とても活気のある現場でした。県外ナンバーもあって、県内外から集まってきているようです。
すいか村の凄いところは、すべのの店の店先に試食用すいかがあることです。試食も何度もでにるので食べ比べが可能です。
試食のサイズも決して小さくないので、買うすいかを決める頃にはお腹いっぱいです。
試食すいかは店頭で、デモンストレーションのように切っています。切り方のコツとか聞いたりできます。
ちなみに上の写真に写っているすいかに注目してください。内部に亀裂が入っています。このすいかのように内部に亀裂が入り空洞ができている場合は、C級とランク付けされるそうです。すいかのランク分けについては後述しますね。
当日は農協も含めて4農家が出店してました。どのお店も波田すいかの特徴を持っているのですが、糖度は変わらないと思うのですが甘みの質が違いました。この店で好みが分かれるようです。
すいかをじっくり試食して「こっちの店が…」「こっちの甘さがすっきり」などなど、家族で会話しながら決めるのも「ママは、こういう味が好きなんだ」みたいに新発見があって楽しかったです。
生産者直売と農協すいかの違い
生産者の直売だから安い
とにかく安いです。大きなすいかならスーパーで買うより1,000円以上は安いです。得大サイズでも2,500円以内で購入できる店ばかりでした。しかも、まとめ買いすると店員さんと価格交渉も可能です。
わが家が購入したのは、「ゴンちゃんすいか」です。
9.2kgの大玉です。購入の決め手は、切れのある甘味としゃりしゃり感でした。
御中元用にも購入したので合計5個買いました。それくらい惚れました。
箱に入れて貰っている間に、店員さんと話す時間があったので、らすいか選びのこつを聞いてみました。
- 大きくなるほど甘みが強くなる
- 叩いたときの高い音がすると水分が豊富
- うちのすいかはどれもうまい!
だそうです(^_^)v
どうです?
おいしそうでしょ?
農協すいかはハズレ無し?
農協すいかの価格は、他の店と比べると高めの設定でした。農家と購入者の間に農協を挟んでいるので仕方のないことです。
値段は高いですが、メリットもあります。それは、農協すいかはセンサーで全玉を検査している点です。
そのため、甘さの指標である糖度については、12度以上が保証されてます。また、糖度だけでなく内部空洞の検査もされているため、すいかを切ってからガッカリする心配もありません。
内部が空洞だと、すいかを食べようと切ったときに凸凹しなくて、見た目も美味しく頂けます。
全玉検査しているため、農協すいかは直売農家と違って、大きさだけでなく甘さや形、内部空洞の有無でランク分けができるのです。
すいかのランク訳は下記の通りです。
- A級は中身と形状ともに申し分ない
- B級は形状はA級と比べると落ちるが中身は申し分ない
- C級は糖度はあるが中身が空洞になっている
すいか村へのアクセス
すいか村は期間限定です。毎年7月中旬~8月中旬を目処に開かれています。2016年は7/10~8/17までだそうです。営業時間は9時~17時です。
場所は、長野県松本市和田 JAアグリ資材センター和田前広場「すいか村」です。
地図の詳細はこちら。
近隣には松本城や松本空港もあります。夏休みの旅行コースとしても面白いと思います。
おしまい。