新型コロナウイルスの問題で外出できない日々が続いています。そんな状況の中、部屋フォトが世間では部屋フォトが流行っているらしいですね。
部屋フォトは家バレの危険もあるので気乗りしなかったのですが、Twitterでミルククラウンのツイートを見かけました。
ミルククラウン🐄
できたー!!!もうこれ成功でいいよね!w
疲れたーww pic.twitter.com/cwUQWQ3naR— ♚わかさま♚ (@wakasama1984) April 18, 2020
これなら家バレを気にせず部屋で気軽に撮影できる!
しかも外に出られなくて欲求不満の子どもたちと一緒に楽しめるナイスなアイデアとばかり、善は急げと言わんばかりに撮影してみました。
ミルククラウンの撮影って一見敷居が高いように感じましたが、実際に試してみると誰にでも手軽に遊べる撮影でした。この記事では、このGWに家で楽しめるミルククラウンの撮影に必要な材料とか、カメラの設定なんかを紹介します。
ミルククラウンの撮影に必要な機材や材料
冷蔵庫に牛乳さえあればすぐにでも始められます。
- 一眼レフカメラ
- マクロレンズ(なければ標準レンズでも可)
- 牛乳
- お皿(底の浅い)
- スプーン(スポイトがあると楽)
- 三脚
- リモコン
- 新聞紙
- ストロボ
今回の撮影ではマクロレンズを使用しましたが、EF 50mm F1.8のまき餌レンズで十分撮影可能みたいです。
詳細は後ほど紹介しますがシャッター速度は1/1000で撮影するので、手持ちでも撮影できると思います。しかし一人で撮影する場合は、牛乳を落とす、撮影するという動作をほぼ同時に行うので三脚が必要です。リモコンもあると便利です。
新聞紙は、牛乳の飛び散り対策です。50cmくらいから落下させるとミルククラウンになりやすかったです。50cmあたりから牛乳の飛び散り方が凄いです。
ストロボですが、実は序盤に使っていたのですが、数打ちゃ当たる作戦に切り替えたため、ストロボがあると連写が遅くなるので止めました。昼間、窓側で撮影すれば光量は十分に取れるので必要ないかと思います。
ちなみにお皿には牛乳を浅く注いでおくと、ミルククラウンになりやすかったです。深いとキレイに王冠にならないことが多かったです。これはあくまでも試行錯誤した結果なので信憑性は…です。
ミルククラウン撮影のためのカメラ設定
- マニュアルモード
- シャッター速度は1/1000
- 絞り値はF8前後
- 高速連写
- 一点フォーカス
シャッター速度はいろいろ試した結果、1/1000で落ち着きました。これ以上、速度を上げても撮れる写真に変わりがなかったので、少しでも明るさを撮るために必要最小限の速度にしました。
できるだけ深くピントを合わせるために絞り値はF8メインで撮影しました。キレイなミルククラウンを撮れるタイミングなのに、ピントが合っていないという状態を避けるためです。撮影環境の採光さえ問題なければ、もっと開放しても良いかと思います。
今回の撮影では三脚を利用したので、フォーカスは、事前に牛乳の水滴を落とす予定の位置でピントを合わせました。いわゆる置きピンです。
ミルククラウンの撮影手順
水滴(牛乳)を落とす位置にあらかじめピントを合わせておくと良いです。
子どもの「いくよ!」の声を合図に合わせて!
落ちてきた牛乳(水滴)に合わせてひたすら連写するだけです。
タイトルに「意外と簡単!」と書きましたが、撮影した枚数は1500枚以上にのぼりました。
ピントが合わない、フレームからはみ出した、タイミングが違う、水滴が連打で落ちてきてしまい水面に波が立つなど、さまざまなハードルがあるので、親子でわいわい楽しみながら撮影できること間違い無しです!
今回の撮影では、スプーンで牛乳をすくって落としていたので、撮影のたびに牛乳をすくい直す必要があって大変でした。途中からスポイトを使い始めたのですが、一気に楽になりました。
実際に撮影した「ミルククラウン」の写真
Twitterで紹介したミルククラウン。王冠の丸い部分がもう少し鮮明だと格好いいんですけどね。初めてでも、これくらいは撮影できました。
1500枚も撮影していると、下のように変なミルククラウンも撮影できちゃいます。
この写真は「おお!すげぇ!」と子どもと盛り上がりました!
2020年のGWは、STAY HOMEです。家で楽しみましょう!
ミルククラウンが撮影できたら、ぜひTwitterで紹介してください!
ハッシュタグ「#自宅でミルククラウン」
ではでは。