Lightroomではカタログ内をフォルダで分けられます。これまでに家族写真、風景写真、物撮りといった具合にジャンル別に分けたり、単純に撮影日別に分けたりしてきました。最終的には「撮影日別」に落ち着きました。
この記事では、イベント別、撮影日別を試してみて感じたメリット、デメリットを紹介して、最終的に撮影日別を選んだ理由をお話します。
イベント別のフォルダ分け
イベント(ジャンル)別のメリット
イベント別に分けておけば、写真が探すときに集中できます。
風景写真を探すときは最初から風景フォルダを選択すれば、風景写真しか表示されません。気が散ることなく作業を続けられます。
一方でイベント別に分かれていないと、風景写真を探している途中で家族写真が目に入ってしまい思い出を懐かしんでしまい作業が進まない恐れがあります。
イベント別のデメリット
イベント別は写真を探すときに集中しやすいのですが、イベント別に写真を配置するのがとても面倒です。
撮影対象ごとにSDカードを入れ替えたりするなら問題ないのですが、1枚のSDカード(CFexpressなど)には、家族写真もあれば風景写真もあったりするのが普通だと思います。
1枚のメディア内に複数ジャンルの写真があると、メディアからLightroomに写真を取り込んだ後にイベント別に分ける必要があります。とにかく面倒な作業です。Lightroomのカタログ機能に相反する使い方のようにも感じます。
その他にはイベント別にフォルダを分けてしまうと、写真のファイル名はカメラの使用にもよりますが、ファイル名が一巡してしまうと、ファイル名がかぶってしまう恐れがあります。
撮影日別のフォルダ分け
撮影日別のメリット
撮影日別であれば、そのフォルダー内でファイル名が重複することが、まずないとということです。EOS R5 や EOS R6 といったキヤノン機のファイル名は、先頭4文字の英数字、4桁の画像番号、拡張子で構成されます。
アマチュアカメラマンでも1万枚くらいなら平気で撮影します。ファイル名の重複は、意外とあっという間です。
撮影日別のデメリット
同じ日に複数イベントあった場合、フォルダ内に多様な被写体が混ざってしまうため、作業する前にフィルターをかけるなど絞り込みしておかないと、作業に集中できなくなります。
フォルダ内に複数イベントの写真があると、どうしても気が散ってしまいがちです。
撮影日別を選んだ理由
イベント別、撮影日別、甲乙は付けがたいですが、撮影日別を選びました。
理由は、写真を探すとき「去年の今頃だったよね」とか、「いつ頃のイベントだったかな?」といった具合に、日付をきっかけに探すことが多いことに気付いたからです。日付さえ分かってしまえば、写真を探すのが一番早いです。
以前はイベント別に整理していましたが、いつの間にかフォルダの階層が深くなり、写真探しの前にフォルダを探す必要があって、思いのほか写真がすぐに見つからないことが多かったです。
カタログ内のフォルダ分けは、撮影日別に機械的に整理しておくのが無難かと思います。
ちなみに写真データは、すべてNASに保存して利用しています。詳しい話は下記をご覧ください。
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ではでは。